岐阜まちなか歩き

齔エらかな水が流れる緑地
'14/11/11


 
ここはJR岐阜駅南すぐにある河川沿いの公園。
電車の車窓からも見えます。

駅の南側加納地区は、古く加納城を取り巻く城下町や中山道を中心とした宿場町として形成され、現在も加納城跡をはじめ各所に神社や和傘の商店、中山道には道標などが残っています。
そこで、地域の資産を生かした加納まちづくり計画の一環として、点在する歴史的、文化的資産をプロムナード(散策路)として結び、その玄関口に都心緑地を創出するため、水と緑を活かした清水緑地整備を進めてきました。

この清水緑地は、都心の中の自然「ホタルの森」を目指し、「アユが泳ぎ・ホタルが飛び交う都心を創出」をテーマに、ホタル育成エリア、歴史散策エリア、親水エリア、さくら広場の4つに区分し3ヶ年にわたり整備を行い、平成17年3月に完成しました。

JR岐阜駅南口という都市のど真ん中に総合的な生態系を持ったビオトープ空間を創出したものであります。
事業に当たっては、地元と清水川・天満公園プロムナード事業推進協議会を開催し検討をしました。
ホタル、カワニナ等が生息できる池やせせらぎを新たに設け、一部を期間限定の立ち入り禁止区域としたり、夜間の照明に配慮したり、護岸を在来種による緩斜面護岸として自然に配慮しました。

環境学習の拠点となる管理小屋を設けホタル育成施設を設置しました。
地下水を利用したじゃぶじゃぶ池を設け、イベント時にはメインステージとして利用できるようにしました。
地域住民のさくら祭り、ホタル祭り、盆踊り等のイベント会場としてよく利用されていて、清水川沿いには散策の人が絶えません。

特に桜の季節には多くの市民が訪れます、コミュニティ水路沿いのソメイヨシノと共に岐阜市の桜の名所になっています。
桜の下でお座敷の宴が開催されることもあって、通りがかりの人もしばし足を止めて楽しんでいました。

綺麗な水が流れる川にカワセミを見ることができますが、この緑地でも見かけることがあります、なかなか都市のど真ん中で見られるイメージなど無いですが、ここではあるのです。

場所は、JR岐阜駅南口から東へすぐです。
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので、お出掛けの前に、詳細は電話にてご確認ください。

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