岐阜まちなか歩き

黷アんな所に森が
'16/12/26


 
前回のレポートとタイトルが似てますが、岐阜の文化施設は森のイメージなのでしょうか。

岐阜県美術館は、岐阜県が運営している公立の美術館であります1982年(昭和57年)11月開館しました。
岐阜県出身者やゆかりのある画家・芸術家の作品を多数収蔵する一方、オディロン・ルドンの作品「眼を閉じて」、「あずまやの下の二人の女」などを多数収蔵しています。

オディロン・ルドンは 1840年4月20日(4月22日説もあり)生まれ 1916年7月6日没、19世紀-20世紀のフランスの画家です。
ルドンは印象派の画家たちと同世代ですが、その作風やテーマは大いに異なっているそうです。
光の効果を追求し、都会生活のひとこまやフランスのありふれた風景を主な画題とした印象派の画家たちに対し、ルドンはもっぱら幻想の世界を描き続けました。
象徴派の文学者らと交友をもち、象徴主義に分類されることもありますが、19世紀後半から20世紀初頭にかけてという、西洋絵画の歴史のもっとも大きな転換点にあって、独自の道を歩んだ孤高の画家というのがふさわしいそうです。

日本の画家では、川合玉堂、岐阜公園にある三重塔を建てるのにあたって場所を決めたことが岐阜市では有名です。
加藤東一、岐阜市の美殿町生まれで兄の栄三と共に有名で、岐阜公園に二人の美術館があります。
熊谷 守一(くまがい もりかず)熊谷孫六郎(初代岐阜市市長・衆議院議員)の三男として生まれた,岐阜県出身の画家です。
日本の美術史においてフォービズムの画家と位置づけられていますが、作風は徐々にシンプルになり、晩年は抽象絵画に接近したそうです。
このような方々の作品を所蔵している美術館です。

県民文化の森と言われる岐阜県美術館は「美とふれあい、美と対話する」をテーマに開館しました。
広々とした敷地は豊かな緑と立体造形作品とが調和して、訪れる人の憩いの空間となっています。
庭園を散策するだけでも、落ち着いた感じになれそうです。

企画展と所蔵品展示があり、所蔵品展示は没後100周年記念 オディロン・ルドン展が来年の4月まで行わられています。
展覧会と連動した鑑賞教室やワークショップ、美術講座や講演会など様々なイベントを開催しており、美術館がより近くになるイベントがあります。
県民ギャラリーがあり個人が描いた作品も展示できます、グループでの展示で営利目的で無いこと等の原則はあります、使用に当たり申請で減免になることがあります。

基本10時より18時までが開館時間です、特別展などで夜間開館もあります。
休館は月等日(祝日の場合は翌日)と年末年始。

岐阜バスでJR岐阜駅より約15分、県美術館下車すぐです。
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので、お出掛けの前に、詳細は電話にてご確認ください。

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