岐阜まちなか歩き

黷ャふ七福神 吉祥寺
'13/03/25


 
岐阜長良川、清流のほとり皆様の願いを成就する七体の福神様がいます、お参りしてはいかがでしょうか。

この寺には弁財天が祭られています。
経典に準拠した漢字表記は弁才天だそうです、日本では後に財宝神としての性格がつき、「才」が「財」の音に通じることから弁財天と表記する場合も多いそうです、財力が付く方が良いですよね。
弁財天は七福神の神様の中で、紅一点です、「べんざいてん」より「べんてんさん」という愛称の方がよく耳に入っている方もいるかもしれません。
その聞きなれたなじみのある神様で、この女性の神様は、琵琶を抱いて座っている姿がよく見られます。
弁財天は仏教の守護神である天部の一つ、ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーが、仏教あるいは神道に取り込まれた呼び名であります。
サンスクリットでサラスヴァティーという、水・河の女神です、その姿は美しく絶世の美女とされ、梵天の配偶神です。
また、役割として水の流れは昔から話術や音楽などにたとえられ、そこから音楽、弁舌、才知の神様として親しまれるようになったそうです。

日本での弁財天信仰は既に奈良時代に始まっていたとされています、東大寺法華堂(三月堂)安置の8臂の立像は、日本最古の尊像として貴重だそうです。
近世になるとこの寺院のように七福神の一員としても信仰されるようになりました。
元々インドの河神であることから、日本でも水辺・島・池・泉など水に関係のある場所に祀られることが多く、弁天島や弁天池と名付けられた場所が数多くあります。
そのため弁財天は、日本の水神や神話の代表的な海上神である市杵嶋姫命(宗像三女神)と神仏習合して、神社の祭神として祀られることが多くなったそうです。

吉祥寺に入って行くと、四阿みたいなところでおっぱいが吊るしてあります。
乳弁天だそうです、昔このお寺で赤ちゃんを養女にしましたが、住職の奥さんは自分が生んだ子ではないので乳が出ませんでした。
お腹がすいて泣く赤ちゃんが可哀想なので、何回も弁財天にお祈りをしたそうです。
すると不思議なことに乳が出るようになり、すくすくと育ったそうです、とありました。

お参りの心得があって、弁財天はとてもヤキモチ焼きな女神だそうで、夫婦・恋人同士などカップルでお参りせず、必ず一人づつお参りしてくださいと書いてありました。

吊るしてあったのは、乳絵馬と言うものだそうです。
本堂のところで、千円で売っていました。

吉祥寺は曹洞宗の寺です山号は如意山、入り口を上がっていく左の池に弁財天があり、真っ直ぐ行って右に本堂があります。

弁財天、財産と学芸の女神様、子授愛育・財運上昇・希望合格・学芸上達の御利益があります。
11月の第二土曜が大際日です。

岐阜女子大南、福富トンネル北にあります。
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので、お出掛けの前に、詳細は電話にてご確認ください。

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