至福のセレブランチ

鼕阜市南部の日本料理店
'08/11/28


 

 

今回は 笠松病院のほぼ向かいのビルの一階のテナントにある
「雅味 近どう」さんのレポートです。

お昼のミニ会席(1,800円)をいただいてきました。

まず先付けは美濃焼のお椀に湯葉豆腐です。(写真右1)
手の込んだお出汁に、汲みあげ湯葉を細かくし過ぎないように
混ぜ、湯葉の食感を崩さないように丁寧に作られていてとても
体にも優しいものです。自家製のお醤油餡でいただきます。

本日のお造りは、鮪と天然のモガレイでした。(写真右2)
お刺身については、毎朝 市場で仕入れられたとても新鮮な
お魚なので、その日、その季節のお楽しみということです。

八寸盛りは春慶塗りの器に 数種類のお料理が 見た目も美しく
盛りつけられています。(メインの写真)

まず季節のお寿司ということで、この日は鯖寿司でした。
寿司米には古代米の紫黒米が使われていて 新鮮な驚きがあり
鯖が苦手な方でも 大丈夫かと思います。

他にサーモンの柚庵焼き、出汁巻き、珍しい柿の白和え
お猪口の中には ほうれん草とエノキと椎茸のお浸し、
揚げ物は海老しんじょう、串物は粟麩の田楽を味噌だれで、
さつまいも水煮や酢レンコン、おからなど。そのおからも
しっとりさせるために動物性のコラーゲンが入っていたり
ひと工夫されたものばかりです。妥協を許さないという
心構えが伝わってくる逸品ばかりでした。

そして次は 京人参のお饅頭。(写真右3)
京人参を蒸して裏ごして大和芋を合わせたものでしたが
これは 本当に美味しいお出汁が生かされた絶品です。

そしてご飯とともに、二十日大根の浅漬けのお漬け物
お味噌汁が出されます。(写真右4)

最後のデザートはぶどう、グレープフルーツ、グレープ
フルーツルビーと、リンゴを蜜で炊いたゼリーがけで
お口に爽やかな甘さが広がり、〆にピッタリでした。
(写真右5)

ご主人は 18歳から数々の日本料理の有名店で修業をされて
まだ30歳という若さですが、今年の6月にこのお店をオープン
されました。店内は落ち着けるような雰囲気と色合いでまとめ
カウンター席や掘りごたつ席、お座敷まであるので使い分けが
できて重宝します。堅苦しくないところもよいと思います。
若いセンスがあちこちに生かされています。

そして毎朝市場に自ら足を運ばれ、名古屋と変わらない
鮮度のお店からの仕入れをされていらっしゃいます。
お米にもこだわり、オープン前にはいろいろなお米屋さんで
20種類ほどのお米を食べ比べた末に決められたのは、やはり
コシヒカリなのだそうです。真っ白でピカピカなご飯は
美味しくて、それだけでとても幸せな気持ちになれます。

ご主人のこだわりは、まず基本のお出汁だそうです。そして
お客様への気遣い、心配りをされている姿は 私たちにも十分
伝わりますし、今はお休みされている奥さまも、またいつか
ご夫婦で一生懸命 頑張っていかれることと思います。
数ヶ月でここまでの人気店になられたのも納得できますし、
将来がとても楽しみなお店です。

ランチは 一種類ですが、ご予約をされれば 3,500円からの
会席料理などもアレンジしてくださいます。
夜は お客様のご要望によって様々なニーズにお応えできる
ということですので、ご予約の際にご相談ください。
お気軽に本格料理がいただけるので、若い方もぜひどうぞ。
[日本料理 雅味 近どう]
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので、お出掛けの前に、詳細は電話にてご確認ください。

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