至福のセレブランチ

齣蜩齒齣蜍エ近くの京料理店
'08/05/17


 

 

大通りから一本入った場所にひっそりと建てられている
本格的な京料理がいただけるお店のレポートです。

お店へのアプローチも まさに京都へと続く小路のようですが
中に入れば、その白砂の庭園の素晴らしさに目を奪われます。
もしかして ここは京都?と錯覚してしまう店内でのランチは
おすすめの茶箱懐石(3,000円)をいただきました。

とことんこだわったお水を使った極上のお茶をいただいた後に
茶箱が運ばれ、開けてみると、中に四品のお料理とお漬け物が
入っていました。(メインの写真)

1.さざえとホタテの酢味噌和え
2.自家製ごま豆腐、ズッキーニと梅素麺添え
3.自家製豆腐と湯葉 梅肉添え
4.ホタルイカとサーモンの自家製の燻製

それに、ヤマモモの洋酒煮と食前酒の梅酒の赤ワイン割も
ありました。どれもみな手の込んだ優しい京のお味でした。

次に焼き物は 天然の鯛の塩焼きでしたが、天然物だけあって
身が引き締まっていてプリプリの食感。そして絶妙な塩加減。
香りもよく、素材の良さが十二分に生かされていました。
(写真右1)

次は、天然のヒラメ、サヨリの昆布ジメとトリガイのお造り。
黄色いトマトとマイクロトマト添えをグレープフルーツを
絞っていただく、爽やかで贅沢なお味でした。(写真右2)

最後は、ワカサギとヒラメの南蛮漬けに小芋の南蛮酢餡と
葱のソースがかけられ、柚子も添えられていました。
一見すると洋風かな?とも見えますが、しっかりとした
和食味のお魚料理でした。(写真右3)

本日のご飯ものは、えんどうご飯とアサリとほうれん草の
すり流しのお吸い物。冬場に仕込まれたという沢庵と
赤カブのお漬け物なども とても美味しかったです。
(写真右4)

デザートも見た目は洋風ですが、イチゴのパンナコッタと
自家製のキンカンを空豆のソースでいただくというもの。
キンカンの甘酸っぱさが心地よく、パンナコッタの控えめな
甘さもとても印象的でした。(写真右5)

凛とした見事なお庭のお手入れは2〜3日に一度ほどで、
庭木の剪定などもすべてご主人がされているとのことでした。

調理に使うお水には特にこだわり、普通の井戸の深さでは
納得できず、50mも掘り、さらに軟水でアルカリ性でないと
和食には不向きだからと、酸性とアルカリ性に分ける機械も
導入されているのだそうです。

鰹節も本物を使い、お客さんの人数分だけその都度削って
調理されるとか。お野菜なども、市場のものでは納得が
いかないので、自家製のものを使われているのです。

また、お塩によってもお料理の味が変わるので、20種類ほどを
使い分けされているとか。素人の私たちにはその差ははっきり
わかりかねますが、これらのこだわりはお料理をいただけば
なるほど!と納得できるのではないでしょうか。

ご主人は京都で20年ほど修業され、こちらにお店を構えてから
丸10年だそうです。「せん秋」とは中国の吉祥文字で、千年も
万年も栄えるという意味がある言葉だそうで、それに店主の
お名前も重ねて付けられたとのことでした。

利き酒師(ソムリエのようなもの)の免状をお持ちのご主人は
日本酒に詳しいのはもちろんですが、日本料理店には珍しく
ワインセラーもあり、180本入りが2つ備えられ、その種類は
シャンパンも含めて30種類以上もあるそうです。
実は 和食にはシャンパンが特におすすめなんだとか。
お酒がお好きな方は ぜひともこちらでお料理とともに
シャンパンもご一緒にお試しくださいね。

なお、ランチメニューは月に一度くらい変わるそうですし、
他にも数種類ご用意されています。今回は予約をして個室で
いただきましたが、岐阜にいることを忘れてしまう至福の
ひとときでした。こんなに近場で京都を感じ、美しいお料理を
いただけるなんて、幸せですよね。おもてなしの時や、少し
贅沢な気分にひたりたいときなどにはぜひご利用くださいね。
[京料理 せん秋]
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので、お出掛けの前に、詳細は電話にてご確認ください。

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