至福のｾﾚﾌﾞﾗﾝﾁ
'08/01/07
大通りから1本入った隠れ家的な場所にひっそりと建つ
古いお屋敷風の人気のｶｼﾞｭｱﾙﾌﾚﾝﾁﾚｽﾄﾗﾝです｡
ｱﾝﾃｨｰｸな家具で重厚な雰囲気が演出された店内です｡
予約した大好きな円い窓の席でﾗﾝﾁをいただきました｡
ﾗﾝﾁはｺｰｽで､ｵｰﾄﾞﾌﾞﾙ+ｻﾗﾀﾞ+ｽｰﾌﾟ+ﾒｲﾝ+
ﾃﾞｻﾞｰﾄ+ﾊﾟﾝ+ﾄﾞﾘﾝｸで､1,500円から各種選べます｡
今回は鮮魚のﾎﾟﾜﾚ(1,900円)とﾁｷﾝのｺｰｽ(1,500円)
それぞれﾚﾎﾟｰﾄしたいと思います｡
本日のｵｰﾄﾞﾌﾞﾙは､ﾎｯｷ貝と里芋のｶｸﾃﾙ｡(写真右1)
見た目も美しくさっぱりといただけました｡
続いてｻﾗﾀﾞは､かぼちゃのﾛｰｽﾄｻﾗﾀﾞ｡(写真右2)
かぼちゃの甘さとﾄﾞﾚｯｼﾝｸﾞがよくﾏｯﾁしていました｡
ｽｰﾌﾟはｴﾘﾝｷﾞのﾁｬｳﾀﾞｰｽｰﾌﾟ｡(写真右3)
かなり手が込んでいると思われる深い味わいがありました｡
ﾒｲﾝの鮮魚はﾉﾙｳｪｰ産のｻｰﾓﾝのﾎﾟﾜﾚを
ｵﾘｰﾌﾞｵｲﾙｿｰｽで｡(ﾒｲﾝの写真)
とても肉厚なｻｰﾓﾝでﾎﾞﾘｭｰﾑもたっぷりでした｡
もう一方のﾁｷﾝのｺｰｽは､調理方法を三種類から
選べたのでﾁｷﾝｿﾃｰ､ﾋﾟｰﾅｯﾂｿｰｽ和えを
ｵｰﾀﾞｰしました｡(写真右4)
ｶﾘっと焼かれたﾁｷﾝに絡めたｿｰｽが絶妙でした｡
最後のﾃﾞｻﾞｰﾄはこのお店の定番､大人気の麦茶ｱｲｽと
ｶｷのｼﾞｭﾚとｶｽﾋﾟ海ﾖｰｸﾞﾙﾄのｱｲｽ｡(写真右5)
私はこのｱｲｽの大ﾌｧﾝで､今回取材して知ったのですが
販売もされていて､お土産に買って帰れるそうなんですね｡
他にも某女性週刊誌にも掲載された有名なｷｯｼｭなどの
通販もされているようなので､興味のある方はどうぞ｡
このお店はｵｰﾅｰｼｪﾌが､ある社長さんから譲り受け
ｱﾝﾃｨｰｸな家具はそのままに､雰囲気を損ねないように
改造して､開業されてからもう14年経ちますが､以来ずっと
ﾗﾝﾁ時は満席のことが多く､一部屋だけの和室には予約が
殺到し､取材した時点(年末)で1月､2月はすべて埋まり､
3月もあと2日だけしか空いてないということでした｡
お子様連れやｶｯﾌﾟﾙ､ｸﾞﾙｰﾌﾟに大人気のようです｡
特別な日は1年前からの予約も入るそうです｡
宣伝もせず､ｸﾁｺﾐだけで広がった人気の秘密ですが
お店の雰囲気やお料理はもちろんですが､ﾊﾟﾝやﾄﾞﾘﾝｸが
お代わり自由というところもかなりﾎﾟｲﾝﾄが高いと思います｡
ﾌﾚﾝﾁのお店でこういうｻｰﾋﾞｽはあまりないのでは?
他にはｵｰﾅｰｼｪﾌの心意気もあるのではないでしょうか｡
名古屋の有名ﾎﾃﾙで修業後､ｽｲｽの五つ星ﾎﾃﾙで
1年間修業された彼は､新鮮な食材の仕入れや味にかなり
こだわりを持ち続け､化学調味料などを一切使わずに
天然のものだけで作られているそうなんです｡
たとえば優しいｽｰﾌﾟの甘みを出すために､玉ねぎを
1時間以上もかけて炒めたり､ﾊﾟﾝやﾍﾞｰｺﾝなどもすべて
手作りで自家製の味を追求されたり､そのこだわりや感性を
みなさんにお伝えしたいと願われています｡
お店の名前は､実はｼｪﾌ自身の大好きな元ﾋﾞｰﾄﾙｽﾞの
ﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰがｳｲﾝｸﾞｽというｸﾞﾙｰﾌﾟを結成し
最初のｱﾙﾊﾞﾑのﾀｲﾄﾙでもあり曲名でもあるところから
付けられたそうです｡人気店ゆえの苦労話など､いろいろと
お話を伺っていると､その気さくなお人柄からもこのお店の
ここまでの人気がよくわかる気がしました｡
二度三度と足を運びたくなってしまうｶｼﾞｭｱﾙﾌﾚﾝﾁの
とても素敵なﾚｽﾄﾗﾝに､皆さんも行ってみてくださいね｡
ただし､ﾗﾝﾁは特に要予約ですよ｡｢本日満席｣という
ﾌﾟﾚｰﾄがかけられていることがよくありますから｡
そうそう､席の指定やｲﾍﾞﾝﾄとか特別な予約の際などは
ｵｰﾅｰｼｪﾌに一言ご相談くださいとのことでした｡
ﾄﾗﾌﾞﾙを防ぐためにも､ぜひお願いいたしますね｡
[ﾋﾞｰﾅｽ&ﾏｰｽﾞ]
※取材時と内容が変更になっている場合がありますので､お出掛けの前に､詳細は電話にてご確認ください｡
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